亡き妻の遺言で、生まれ故郷の海に散骨して欲しいって話・・・
私の実父は
「自分の遺骨は稲佐山の上からまいて欲しい」って言ってた
もちろん、そんなことはできるはずもなく
実母と同じお寺の納骨堂に眠ってた
それが、ヘルニアが再発してから
お参りどころか管理費等の支払いにも行けなくなって
おとーさんがわんこたちと一緒に行ってくれてた
それまでも、ずっと考えてた
もし私が先に逝ってしまったら
私の両親のお世話をおとーさんにお願いするのは申し訳ない
生前も自分の両親のようによくしてくれて
亡くなったあともうちに仏壇を祀ってくれて世話をしてくれて
これ以上、迷惑はかけられない
何年も前からお寺の住職さんに相談していた
永年供養(200万円)のお話もいただいたけれど
「まだまだ早いでしょう」と言われていた
お寺までは坂道と階段
以前はわんこたちと行ってヤフペには日誌もUPしていた
それが、もう何年もお寺にいけない
おとーさんのご先祖のお墓参りにも行けない
長崎でも散骨をお願いできる業者があることを知った
私自身がまだ動けるうちにお願いしたい
お寺さんも快く承諾

2014年9月14日
両親の遺骨を長崎が一望できる海に散骨
いったんは乗船したものの引き返して降ろしてもらった私
おとーさんがひとりだけで散骨してくれた
申し訳なく思ってる

後日、業者さんからもらったデータ

空中散骨や海洋散骨がある中海洋散骨を選んだ

いろんな決まりごとがあって
漁業をする場所はNG
遺骨とわかる状態ではNG

小麦粉、片栗粉のようなサラサラな状態
パウダー化してもらった遺骨を
水溶性の紙袋に入れて海へ

いろんなところに問い合わせしたけれど
数年前までは魂を抜いたお仏壇は粗大ごみに出す方法しかなかった
今回、業者さんを通じてお寺でお焚き上げをしてもらえることがわかった
なので、お仏壇も魂抜きをしてもらい処分した
これでよかったのかどうかはわからないけど
安堵の気持ちがあることも事実

子どもがいない私たち
無縁仏にするよりはよかったのではないか
他人にまかせるよりも
自分たちで考えてできたことがよかったのではないか
今はどこの海からでも手をあわせることができる

海洋散骨証明書

おとーさんも私も
自分も同じ場所への散骨を望んでいる

飼い主がわんこたちより早く逝ってはいけない
わんこたち全員を見送ってから・・・

少しでも長生きしなくちゃ

ペットの散骨もあるけれど
わんこたちの遺骨はずっと手元に置いておきたい
今日の体重 3/5
クッキー3.58キロ
シュガー0.81キロ
ソルト1.84キロ
アイス2.19キロ

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